2019年8月4日(日)、今年放送20周年を迎えたテレビアニメ『おジャ魔女どれみ』の瀬川おんぷ役で知られる元祖フリーアイドルで声優のルンルンこと宍戸留美さんをゲストに表現ワークショップが開催されました。
声優のみならず歌手、タレント、女優そしてデザイナーと多彩な才能でマルチに活躍中の宍戸さん。本セミナーでは、数々の経験をしてこられた宍戸さんが学生たちに伝えたい『表現をするうえで大切(やるべき)なこと』をお話しいただきました。
『体験できることは体験してみる』 表現者にとって大切なこと
初めは『人間観察』について。「人」は好きですか?と学生たちに問いかけた宍戸さん。
人を好きになることは、表現者だけでなく社会人になっても大事なことだといいます。「自分が理解できない役柄でも普段からいろんな人を見て観察していれば自分の中に貯金ができている。人を好きになると人間関係も円滑になる。」とお話しされました。演じるには、人を知ることが大切なのだとわかります。次に『興味がなくても興味を持つこと』について。昨今の無駄なことはしないといった風潮に対して、「やったことは、全部自分に返ってくる。」と宍戸さん。いろんなことにアンテナを張るのは無駄にはならない。何でも知っていることがいつか自分の役に立つと学生たちに説かれました。また『体験できることは体験してみる』として「話題のスポットやエンタメは言ったほうがいいですね。自分が体で体験したことはお芝居や歌に活かせて、自信につながる」とも。そして体験できないことは本や映画で疑似体験してくださいとアドバイスされました。学生時代に引き出しを増やす努力をすることが将来へつながるのだと伝わってきました。
若さを武器に何でもチャレンジ
『海外ひとり旅』もおすすめだそう。海外を一人で旅行すると判断力が養われる、人との出会いや繋がりもできるとご自身の体験談を話され「若さを武器にして、自分から行動を起こすこと」きっかけは自分自身でつくるものだと学生たちにチャレンジすることを促されました。『オーディションの心構え』のお話では「同じ技術の人がいたら、清潔感のある人、目を見て話せる人が選ばれます。やっぱり一緒に仕事をする人は感じの良い人がいいですよね。特に流行のファッションをする必要はありませんけど、流行は知っておくことは大事ですね。」と人間性の大切さを述べられました。表現者を目指すには、他の人より多くの情報を持つこと、コミュニケーション能力が必要なのだとよくわかりました。
セミナー後半はワークショップ。みんなで演技の体験をしました。宍戸さんにご指導いただいたことで参加した学生たちは、声優・役者・歌手とそれぞれが目指す表現者への思いが膨らんだことでしょう。とても貴重な体験となりました。
最後に参加してくれた在校生と記念撮影!
関連ページ
・宍戸留美 オフィシャルサイト – Rumi Shishido Official Site
・宍戸留美オフィシャルブログ「宍戸留美公式ブログ」
・宍戸留美 公式Instagram
・宍戸留美 公式YouTubeチャンネル
・神戸電子専門学校 声優タレント学科
・神戸電子専門学校 オープンキャンパス
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