インダストリアルデザイン学科が制作したフェイスシールドを医療機関へ寄贈しました

学校からのお知らせ

2020.05.27

インダストリアルデザイン学科が3次元CAD模擬演習で制作したフェイスシールドを医療機関に寄贈しました。

新型コロナウイルス感染拡大および政府の緊急事態宣言発令を受けて、神戸電子専門学校では2020/5/18より授業をオンラインにて実施しています。インダストリアルデザイン学科では、緊急事態宣言発令後いち早くオンライン化の準備を進めてきました。4月のゴールデンウィーク前には2年生を対象にオンライン形式でのグループワーク、3次元CAD演習、3Dプリントをはじめとした加工機の動作や組立てのデモなどの模擬授業をひととおり実施。3次元CAD演習では全員がフェイスシールドのデータを作成しました。

寄贈したシールドは、3Dプリンターで造形したしなりのある細いフレームにA4クリアフォルダで制作したシールドを取付け、髪が絡まないようにポリウレタン製のバンドで留める仕様。内科医院と皮膚科医院にそれぞれ少量ずつですが、医療スタッフの皆さまへの感謝を込めてお贈りしました。

寄贈先の平位医院のスタッフの皆さまよりお礼の声をいただきました。

フェイスシールドはニュースなどで頻繁に取り上げられていますが、個人医院などではなかなか手に入らないとのことで、とても喜んでいただきました。学生たちにとっても、実際に製品を使用していただけることは、学んだことが活かされて少しでも人の役に立つという喜びを実感できる機会でもあります。
今後もインダストリアルデザイン学科では、ものづくりを通じて人々の役に立てる人材の育成を目指し、楽しみながら日々研鑽を重ねていきます。

【インダストリアルデザイン学科】
ものづくりのプロセスに必要な一連のスキルを身につけ、デザインや設計の現場で広く3次元CADの技術を活用できる人材を育成します。

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