建築家が語る建築・インテリアの世界で生きる喜び。
2020年7月18日(土)、建築設計事務所「atelier Mash up」代表/建築家の鈴木皓之氏をお招きし、「建築・インテリア業界セミナー」をオンラインにて開催しました。
経歴のご紹介にはじまり、建築・インテリアの仕事の魅力、設計・デザインへのこだわりなどについてご講演いただきました。
建築家を志して、本校の建築インテリアデザイン学科に入学された鈴木氏。学生時代は、多くの先生に教わりながら、授業の課題に限らずさまざまな設計・デザインに挑戦されていたとのことです。
卒業後は建築設計事務所で経験を積み、2017年に独立。
現在は、「クライアント(施主)に、より最適なプランを提供すること」をモットーに、住宅の新築やリノベーション、インテリアデザインなど幅広く手掛けておられます。
〈鈴木氏の事務所の風景〉
「この業界には建築家や施工管理技士、大工をはじめ、たくさんの職種があり、働く場所も建築設計事務所、工務店、ハウスメーカーなどさまざま。幅広い選択肢がある中で、自分の進みたい道についてしっかりと考えることが大切です」と、自身のキャリアをふり返りながら話されていました。
「クライアントからのご要望に、ひとつでも多く応えることがこの業界で働く醍醐味。そのためにも、日頃からたくさんのアンテナを張る(アイデアやデザインの収集)ことが重要で、それもまた、この仕事の楽しいところです」と、建築業界の仕事の魅力についても語っていただきました。
〈新築物件の外観〉
〈新築物件の内観〉
〈リノベーション物件の内観〉
また、鈴木氏がこれまでに手掛けた建物の実例を、設計図面と写真でご紹介いただきました。
各建物の随所に輝くアイデア、住む人のことを最大限に考えた細かな配慮から、鈴木氏が貫く真摯な姿勢を感じることができました。
最後に、「学生時代は、自由な発想で設計やデザインに取り組むことが可能です。どんどん挑戦して、自分のアイデアをカタチにできるようになってください」と熱いエールを送られました。
大先輩からの貴重なお話とアドバイスに、参加した学生たちも強い感銘を受けたことと思います。
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