神戸電子専門学校の敷地内にある石垣が、下記のような歴史的に大変意義のあるものであることが判明しました。
先人による真の人間性の発露の記憶として永遠に語り継がれることを願い、案内板を設置するに至り、除幕式を挙行いたします。
下記ご参照ください。
戦火の渦が世界を覆いつくそうとしていた1940年、迫害を逃れて集まったユダヤ人に対し、杉原千畝在リトアニア領事代理の人道的行為によって日本通過ビザ、いわゆる「命のビザ」が発行され、約5,000人を超えるユダヤ人が命を救われたことは国内外で広く知られています。
その後「命のビザ」を受けて来日したユダヤ難民は、当時日本最大のユダヤ人組織のある神戸の「神戸ユダヤ共同体」(神戸ジューコム)で受け入れられ、ユダヤ難民救済活動拠点として生活や情報などあらゆる支援を受けました。しかし、ユダヤ難民が神戸市民とのあたたかい交流とともに最長1年近い滞在を経て、神戸港から世界各地へと亡命を果たした事実について、地元でさえもあまり語られていません。
この度、事実が風化することを危惧した地元の賛同有志によって、この先人による人種・宗教の垣根を越えて助け合う真の人間性の発露の記憶として、永遠に語り継がれることを願い、中心的役割を果たした、神戸ユダヤ共同体跡地に残る石垣に案内板を設置するに至り、除幕式を挙行する運びとなりました。
日程
令和2年11月19日(木)14:00~16:00
会場
学校法人コンピュータ総合学園 北野館エントランス
(神戸市中央区山本通1-6-35)
主催
北野ふれあいのまちづくり協議会
山本通1丁目自治会
学校法人コンピュータ総合学園(神戸情報大学院大学、神戸電子専門学校)
後援
外務省、神戸市、兵庫県
※この事業は「神戸市中央区協働助成金」で行うものです。
当日の式の模様は「人道支援の地「神戸ユダヤ共同体」(神戸ジューコム)跡地」Facebookページにて、ライブ配信を予定しております。
https://www.facebook.com/kobe.jewcom
本件に関するお問い合わせ先
学校法人コンピュータ総合学園 神戸電子専門学校 広報部内
「神戸ユダヤ共同体跡地 除幕式」広報担当:西村・越智(オチ)
〒650-0003 神戸市中央区山本通1-6-35
TEL:078-242-0288 FAX:078-291-5876
Mail : nishimuray@kobedenshi.ac.jp
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