【共創教育】ライソン株式会社との産学連携プロジェクトを開始

プレスリリース

2021.08.27

神戸電子専門学校は、ライソン株式会社(本社:大阪)と協力し、新しい商品開発のプロジェクトを開始します。学生はアイデアを考え(企画)、開発の具体的仕様(設計)に携わり、最終的には商品として販売を目指します。これは本校が掲げる「共創教育」の一環として実施し、「KDデザイン手法」を実践して修得することを目的としています。

「KDデザイン手法」とは
世の中の困ったをアイデアに変える

さまざまな価値観や得意分野をもつ人が集まり、新しい価値を生み出す「共創」。
本校はその新しい価値を生み出す方法として「KDデザイン手法」を取り入れています。「KDデザイン手法」とは、「UXバグのデバッグ(=経験の中から不具合を見つけて解決する)」デザインのきっかけとする、これからのデザイン手法です。(→神戸電子のミッション~AI・共創カリキュラムについて

ライソン株式会社とは

「日常に、非日常を。」をミッションとし、関わるすべての人に「笑顔」「驚き」「面白さ」を届けることこそがライソンの使命としています。
またその商品開発は「一点突破」な商品を多く手がけています。それは、その商品を使う人のことを考え抜き「この商品を使うあなただけのために」を追求することによって、他社にはできない付加価値を加えたものとなっています。(→ライソン社|会社案内より抜粋)

全学科から広くアイデアを募集!
企画に重要なポイントとは?

学生に向けてアイデア募集案内として、プロジェクトの概要と「アイデアシート」が配信されました。「アイデアシート」の中でも重要とされるのが、「商品名」と「ターゲット」です。誰のため(=ターゲット)の商品かを極端なまでに絞り込み明確にすること、それをわかりやすくした「商品名」を考えることが重要だとライソン社は言います。

学生から集まったアイデアは、合計204件。そのカテゴリも、スピーカー・ウェアラブルスピーカー・アウトドア用品・調理家電など多彩なものが寄せられました。
世にたくさん存在する「スピーカー」。それを「○○な人のための、スピーカー」として考えると、その人の「困った」を解決するためのさまざまなアイデア(=解決法)が浮かび上がります。これがまさに「KDデザイン手法」なのです。
このアイデアはライソン社企画部に渡され、実現できそうなものが選定される予定です。どんな企画が採用されるか、ご期待ください。

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