神戸電子専門学校とも関係の深いアフリカと日本をつなぐ重要な国際会議である「第9回アフリカ開発会議(TICAD Ⅸ)」(2025年)の神戸開催招致に是非ともご協力お願いします。
神戸電子の併設校神戸情報大学院大学は、アフリカからの留学生を多数受け入れており、その中にはアフリカ各国の政府職員も含まれるなど、学園での学びがアフリカ全土や全世界に広がっています。そうした関係性から、本院はアフリカミーツ関西と協力し、次回TICADの神戸開催を実現するべく、招致活動を推進しています。
日本国政府やアフリカ各国の後押しもありますが、地元民意での意思が最も重要になってきます。TICADの神戸開催へのご賛同、ごく簡単な情報をwebから記入いただくだけで事足ります。是非皆様のご協力をお願いいたします。
アフリカ開発会議(TICAD)とは??
TICAD(アフリカ開発会議、Tokyo International Conference on African Development)は、大きな課題と可能性の両面を抱えるアフリカの開発・発展をテーマとする国際会議であり、1993年から日本政府が主導し、国連、国連開発計画(UNDP)、アフリカ連合委員会(AUC)、世界銀行と共同で開催されています。
アフリカ諸国のみならず、開発に携わる国際機関、民間企業、市民社会も参加するオープンなフォーラムで、国際社会が広く知恵と努力を結集し、真にアフリカの開発につながる議論を行っています。また、TICADはアフリカのオーナーシップの尊重と、国際的なパートナーシップの推進を基本理念に掲げています。
直近の開催となった“TICAD Ⅶ”は,42名の首脳級を含むアフリカ53か国,52か国の開発パートナー諸国,108の国際機関及び地域機関の代表並びに民間セクターやNGO等市民社会の代表等,10,000名以上の参加を得て,令和元年8月28日~30日に横浜市のパシフィコ横浜で開催されました。
※写真は2013年開催TICAD5の様子
本学園とアフリカのつながり
神戸電子専門学校のグループ校である神戸情報大学院大学(KIC)では、2012年より主にアフリカ諸国の社会課題に対するICTの活用に着目し、2013年からすべてのカリキュラムを英語で受講・修了可能な修士課程「ICTイノベータコース」を開設しました。
2013年に開催されたTICAD V(第5回アフリカ開発会議)の公約である「ABEイニシアティブ」(5年間で1,000名のアフリカの研修生を日本の国費で受入れるプログラム)に対し、KICでは32ヵ国から145名、公約の10%以上のJICA研修生を受け入れ、修了生は地元神戸市や兵庫県の企業、また大手日本企業に就職、あるいは帰国後に日系企業の現地法人に就職するなど、日本とアフリカの架け橋として活躍する人材を多く輩出してきました。
特に、1994年のジェノサイドを乗り越え、ICT立国をめざすルワンダからは多くの留学生が学んでおり、同国における若者の就労促進とICT産業育成に寄与しています。
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