現役の音響エンジニアとして活躍する、有限会社オアシス・工藤優氏による音響セミナーを開催しました。
本校卒業後、音響のプロとなり再び本校へ
工藤優氏は本校サウンドテクニック学科を卒業後、有限会社オアシスに入社。
コンサートやライブ、企業イベントなどで音響業務を行なっており、現在ではアーティストの信頼も大きく専属エンジニアとして同行するなど、現役の音響エンジニアとして活躍されています。
8の字巻コンテストを開催！
初心にかえり、教員・学生も本気で戦いました
8の字巻とは、ケーブルがねじれて中の電線が切れてしまわないように巻くテクニックのこと。
今回は「KIC8の字巻コンテスト」と題し、マイクケーブル8の字巻きグランプリ優勝経験のある工藤優氏に本校教員・学生が挑みました。
結果は、工藤優氏の優勝。
スピードだけでなく、巻き姿やケーブルの整い具合なども大切になるこの「8の字巻コンテスト」では、とてもいい勝負が繰り広げられました。
入社することがゴールではなくスタート。
苦労の連続だった現場経験が今に活きている
セミナーでは、入社後のエピソードや心掛けていることなどをお話しいただきました。
音響エンジニアとして大切なことは、とにかく「人間性」「積極性」「継続する力」と工藤氏。
最低限の技術しかなかった工藤氏でも、極論正直さとコミュニケーション能力があれば、しっかりと活躍できるようになれたといいます。
音響エンジニアやライブ業界を目指す学生がメモを取りながら熱心に聞き入る姿は、業界のプロになる！という真剣な気持ちが表れていました。
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