神戸ユダヤ共同体(神戸ジューコム)跡地の見学会

学校からのお知らせ

2022.08.31

2022年828日(日)、株式会社グローバル研修企画様のツアーの一環で、本校敷地内にある「神戸ユダヤ共同体」(神戸ジューコム)跡地の見学会を実施しました。

第二次世界大戦中、リトアニア日本領事代理だった杉原千畝氏が発給した「命のビザ」により日本に入国した4,500人を超えるユダヤ人難民が神戸に一時滞在しました。
当時、彼らに住居や食料を提供したり、出国の相談に応じたりしていたのが「神戸ユダヤ共同体(神戸ジューコム)」です。また、神戸市民も心を開いてユダヤ難民を受け入れ、各地で様々な温かい交流がありました。

建物は1945年(昭和20年)6月の神戸大空襲で焼失し、今はその跡地に本校の校舎が立っているのですが、敷地内に当時の写真に写っている石垣がほぼそのままの形で現存しており、人道支援の歴史を広く伝えたいという思いで地元有志の皆様と共同で案内板を設置しています。

今回のツアー参加者の皆様には、石垣と案内板をご見学いただき、当時のユダヤ難民と神戸市民との交流の様子をご紹介しました。

SHARE
  • LINE
  • Facebook
  • X
  • Youtube