2022年8月18日(木)、MCタレント南 かおり氏とワタナベフラワーのムサ氏が担当するラジオ番組、「青春ラジメニア」(ラジオ関西)の“特別授業”を本校ソニックホールにて開催いたしました。
「青春ラジメニア」は、毎週金曜日にラジオ関西にて放送。新旧のアニソン・特撮ソング・ゲームミュージック・映画音楽などを、ゲストを招き発信している番組です。
今回のゲストはそんな番組の大ファンである、声優の鈴村 健一氏にご登壇いただきました。鈴村氏といえば『おそ松さん』イヤミ、『銀河英雄伝説Die Neue These』ヤン・ウェンリー、『バクテン!!』陸奥洋二郎などアニメやゲーム、歌手、ラジオパーソナリティなどさまざまな分野でご活躍されています。本校にお越しいただくのは、10年ぶり、2回目ということで、感染症対策のため、東京よりオンラインでのご登壇となりましたが、大スクリーンに鈴村氏が映った瞬間、声優を目指す在校生、高校生からは大きな歓声が上がりました。
前半は、声優を目指したきっかけをはじめ、ご活躍されるまでの経緯、そこまでの下積みなど、これまでのご自身の経験を交え、在校生・高校生にお話しいただきました。
明確な目標があれば大抵のことは楽しめる
24歳の時にはじめて主役のアニメが決まり、そこからが特に極貧生活だったと話す鈴村氏。毎日小麦粉をどうやって食べるか研究しつつ、「この生活はいつかトークショーやラジオでネタになる」と思い、その生活を楽しんでいたという。心が折れそうになった時、声優を辞めたくなった時はどうしたかという問いに対し、「演技をとるか声優というお仕事をとるか悩んだ以外で、声優を辞めたいと思ったことはない」、「表現することについては根拠のない自信があった。自分が表現者になった時のことばかり考えていた。明確な目標を持ち、それに向かっているという感覚があれば大抵のことは楽しめる。」と、熱いメッセージを送っていただきました。
アウトプットを意識することで創造力と発想力が磨かれていく
また、表現者として意識されていることについて、「自分の経験を誰かに話そうと思うことが大切。誰かに話そうと思うと、自分の捉えているものとまた別の角度から物事をとらえることができ、面白く取り組もうとする。」と、ご自身の経験を交えてお話いただきました。
そして発想力・創造力を養う事について鈴村さんが日々行っていること、それは帰り道を毎回変えることだそうです。「どうせこうだよなと思うと発想力は消えてしまう、昨日までこうだけど、今日はちがうかもということを常にやり続けることで、創造力が膨らむ。そしてまた起こった出来事を人に話す。そういうことをやり続けていると、創造力と発想力が磨かれていく。」と、アウトプットの大切さについてのお話をしていただきました。
最後に声優を目指す皆さんへ
「声優を目指すということは学校に入れば必ずなれるわけではない。では声優の勉強は無駄かというとそういうわけではない。なんの役にも立たない勉強ではない。枯れない声や、人の話を聞くことなど、声優にとって大切なことは日常生活においても役に立つ。一生懸命学ぶことにより、自分の可能性をどうやって見つけるかが大切。志高く、自分のために時間を使っていただければなと思います。」
すでに学んでいる在校生も、これから進路を考える高校生にとっても、声優という表現をするお仕事は、やはり魅力的で素敵だと思える時間を過ごさせていただきました。貴重なお時間を本当にありがとうございました。
南かおりさんと、ムサさんに最後に集合写真にもご協力いただき、在校生・高校生ともに非常に勉強になる一日となりました。
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