2022/11/7(月)~11/11(金)の5日間、神戸市立太山寺中学校からトライやる・ウィークを4年ぶりに受け入れました。「トライやる・ウイーク」とは、兵庫県内の中学2年生を対象として、1998年度から実施されている職場体験です。1週間、中学生2年生が職場体験などを通して「生きる力」を育むことを目的に実施しています。
新型コロナウイルスの影響により、3年ぶりに神戸電子専門学校および併設校神戸情報大学院大学において、神戸市立太山寺中学校の2年生5名を受け入れました。初日は、神戸電子専門学校の校舎見学からスタートし、留学生に日本語を指導する日本語学科で、授業のアシスタント等の仕事を体験してもらいました。
プロユースのレコーディングスタジオに興味がわきます
神戸電子専門学校日本語学科で授業のアシスタントを体験
神戸電子専門学校では、日本語学科における教員の授業アシスタントとして授業に一緒に入り間違いのチェックなどを行いました。また日本語教材の準備、テストの採点、本の整理など授業以外の業務も体験しました。自習時間には多くの留学生との交流も楽しみました。
留学生と会話を重ね心の距離も近づきます
授業アシスタントの仕事にしっかりと取り組みます
3日目には、併設校の神戸情報大学院大学では、各国の留学生の授業を見学。
国際的な仕事について学びました。
神戸情報大学院大学では、全て英語の授業を見学しました。
また国際的な仕事の紹介や大学院の説明を受けました。
大学院の国際色豊かな英語での授業を見学
国際的な仕事紹介と広報の仕事の一環としてカメラワークを教わります学生が実際に撮影してくれた学長の授業風景
今回のトライやるウィークに参加された皆さんの感想(抜粋)
11/7(月)トライやるウィーク初日では、神戸電子専門学校とはどんな所かを学び、留学生の方達と一緒に日本語の授業をうけました。私は、学校のことをCMでは知っていたものの、詳しくは知らないことが多かったので、想像をこえる学科の数におどろきました。また、校内見学では普段目にすることができないような機材などもあり、興味深々で見ていました。留学生との授業では、初めは不安な気持ちが多かったのですが、学生の方が日本語で話しかけてくれたおかげで、休み時間も楽しく交流ができました。
11/8(火)今日は午前も午後もずっと授業に参加していました。また、留学生と活動をしたり、テストの採点もしました。昨日よりも忙しくて大変でしたが、とても楽しかったです。会話をする中で自然に笑い合えたりしてその大切さがより感じられました。年齢や国籍はほとんどの人が違うけれどお互いに楽しめたので良かったです。そして、ずっとここに残りたいとも思いました。
11/9(水)今日は初めて大学院大学についてや、国際協力の仕事のことについて話を聞きました。大学院大学の見学では、英語ばかりだったので、内容は分かりませんでしたが、生徒のみなさんが話し合って授業を受けていたので、楽しそうでした。仕事紹介では、たくさんエチオピアについて知れました。私は英語が苦手なので、国際的な仕事には向いていないと思ったけれど、今日話を聞いて、自分で、世界や相手の国の人を知ろうとしたり、人をたすけようという気持ちがあれば、できるような気がしました。
11/10(木)今日は2日目と同じく1日中先生のアシスタントをしました。でも、2日目より色々なことをスムーズにすることができたということがすごく感じられました。そして、留学生も名前を覚えてくれていたりして、授業の時もしゃべりやすくなってきました。あと1日、明日でおわりなのでがんばってやりとげたいです。
11/11(金) 今日は最終日でした。そして午前も午後も授業のアシスタントをしていました。今回、知れたことや学んだことが多くありました。1つは留学生や外国の方への偏見です。私は少し外国の方が怖いなと感じることがありました。でも会話をすると全く怖くなく、とても楽しかったです。もう一つは仕事についてです。今回採点などをする中で、効率的にできる方法などを皆で考えました。このことは大人になっても必要なことだと思うので学んだことを忘れないようにしたいです。ありがとうございました。とても楽しかったです。
最初は緊張していましたが、すっかり打ち解けました
この実習を通して「人に教えることの難しさ」「国際交流の必要性」など、多くのことに気づいてくれたようです。また受け入れ側の私たちにとっても、さまざまな気づきがあり、お互いに笑顔で学ぶことができた有意義な1週間でした。これからの皆様の活躍を教職員一同、陰ながら応援しています。また近くに来た際は遊びに来てくださいね!ありがとうございました。