2023/1/18(水)より、a2ee株式会社による「画像認識(個別識別)による入館管理システム」の実証実験が行われています。
a2ee株式会社とは
併設校:神戸情報大学院大学の関連企業で、人工知能(AI)による画像解析と自然言語解析プラットフォーム提供を事業内容としている会社です。
神戸情報大学院大学は、仮説検証を繰り返し、ICTの知識・技術を得るだけでなく現場で結果に結びつける「探求実践」を学びの中心としています。
a2eeは、大学院の研究を実社会に活かし、提供する会社として設立されました。
「画像認識(個別識別)による入館管理システム」の
実証実験とは
画像認識とは、今回の実験では「顔認証システム」を指し、現在iPhoneなどのスマートフォンで多く利用されています。
製品としては、次のようなものが想定されます。
- 教室やオフィスなどで自動的に出席・出勤が確認できるシステム
- 逆に登録されていない人を自動で認識する、防犯システム
- 大勢が入場する際に、チケットではなく顔認証で自動判別できるシステム
- 複数の出入口での入館を1か所のセンターで管理するシステム など
実験の目的は、顔認証に不可欠な「同時に複数の顔を識別し、個人を特定できる」ことを実証すること。神戸電子専門学校の学生の動きをモデルに、出入りの人数や人が通り過ぎるスピード・歩く人とカメラとの角度などを確認しています。
このように神戸電子専門学校は、大学院や企業と触れる機会が身近にあり、さまざまな研究や実験を体感できます。