舞台『くだんのはは』のワークショップ型オーディションが実施されました。
この舞台は、小松左京氏の原作に基づき、京阪神地域や播磨地域で活躍するプロ・アマの俳優たちが熱演します。
オーディションには、神戸電子専門学校声優タレント学科1年生が挑戦します。彼らは学科の授業や実習を通じて声優としての基礎を学び、今回の舞台を通じて実践の場を経験することが期待されています。演出家の空閑 亘氏と主演の上川 泰生氏がワークショップ型オーディションを見守り、数回の授業を経て出演者を選出する予定です。
オーディションを通過した声優たちは、舞台『くだんのはは』の出演権を獲得することができます。
また、声優タレント学科の卒業生たちも出演予定であり、彼らの経験と実力が集結する舞台となるでしょう。
2023年8月19日から27日までの期間、ArtTheater db Kobeで開催される舞台「くだんのはは」をぜひご覧ください。神戸電子専門学校の声優タレント学科の学生たちの熱演と、小松左京氏の原作が生み出す世界に思いを馳せながら、心躍る舞台の魅力をご堪能ください。
公演情報
太平洋戦争末期、親と子の物語 小松左京原作 「くだんのはは」 それでも親は、ただひたすらに我が子を愛す
公演日程 こちらからご確認
(あらすじ)
主人公「良夫」が22年前の出来事を語り始める。
昭和20年(1945年)6月5日、阪神間大空襲で芦屋の自宅が全焼。行き所がなく途方に暮れる旧制中学3年生の良夫と会社員の父。
だが、かつての家政婦「お咲」のはからいで、芦屋のあるお邸に世話になることに。
仕事の父とも別れ、良夫一人がお邸の居候となるが、物資窮乏で贅沢は敵の戦時にあって豊かな食と静かな暮しをしている和装の「奥様」。
時折二階から漏れ聞こえてくる女の子の泣き声。
予言めいた奥様の言動。
お咲が抱える洗面器には血と膿まみれの腐臭を放つ繃帯。
疑念を高める良夫。
そして奥様の言った通り終戦となったその日……
お邸の二階に良夫が目にしたものとは、いったい何であったのか――
小松左京による短編怪奇小説の名作。発表55年を経て、ついに初の完全舞台化!
出演
良夫 上川泰生(かみかわ企画)
奥様◎ 高瀬川すてら(劇団ZTON)
岡田萌(劇団スターダスト日本)
件(体) 吉村真那(流通科学大学演劇部「諸行無常」)
件(声) 浅田真花(姫路工業高校演劇部)
お咲 和田なのに(劇団スターダスト日本 )
良夫の父 大橋正幸(神戸電子専門学校/(株)MC企画)
会長◎ 妻鹿達也(劇団ソラシード)
池本和久
女事務員 有馬唯珂
司会者 松本静
植村 古川詠介
中川◎ 齋藤大輝
堀未宙
宅見 前原R僚太(演劇UNIT WAN-WAN BOTAN/ 劇団スターダスト日本)
※◎・・・ダブルキャスト
会場 アートシアターdB神戸 〒653-0041 兵庫県神戸市長田区久保町6丁目1−1 アスタくにづか4番館4F
声優タレント学科とは
基礎からハイレベルなレッスンまでを重ね、プロの現場で必要な技術をマスターします。
徹底的に声を作りながら、吹替え、歌唱、演劇など多彩なカリキュラムでマルチなスキルと「マネジメント力」「創造力」を培い、人間力の形成をバックアップします。
カリキュラム
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