2023年10月10日(火)、国立京都国際会館にて行われた「国連インターネットガバナンスフォーラム(IGF)」に、併設校の神戸情報大学院大学から、内藤副学長・山中教授・センダ教授、ほか大学院の学生も登壇しました。
この会議には、河野デジタル相が登壇、岸田首相も現地入りするほどの会議。多くの議論が行われる中、本学も登壇できたのは栄誉なことでした。
国連インターネットガバナンスフォーラム(IGF)とは
IGF(インターネット・ガバナンス・フォーラム)は、国連が主催するインターネット政策に関する大切な会議で、さまざまな人たちが一緒に話し合う場所です。毎年行われており、2023年に行われる第18回目は初めて日本で開催されました。今回のテーマは、“Internet We Want – Empowering All People -”(私たちの望むインターネット-あらゆる人を支援するためのインターネット-)で、多くのセッションが開催され、インターネットに関するいろいろな問題について話し合われます。
※公式サイトより要約
議論テーマ:
生成AIがもたらす途上国への影響
2022年秋にリリースされた「ChatGPT」は、世界に多大な影響を与えています。
2023年5月に広島で開催されたG7サミットでは、先進国の首脳がこれらの問題について政府の介入とルールの必要性について議論をしました。しかし、途上国においての議論はまだ深まっておらず、高速ネットの普及もまだ不足している状態。このままでは、先進国と途上国の差異が深まるばかりである。
全世界的な生成AIの普及・利活用の可能性を考える上で、専門家の意見を徴収し、さまざまな意見を募りその理解を深めることを目的とする。
上記をテーマとし、さまざまな意見が交わされました。意見は、会場の参加者のほか、オンラインで参加していた人からも質問や意見をうかがうことができました。
これらの意見は、今後多くの留学生を在校生と迎えている、神戸情報大学院大学にとって貴重な経験となりました。