トライやる・ウィークの受け入れ(神戸市立太山寺中学校・神戸市立湊翔楠中学校)~専門学校日本語学科で授業のアシスタント、大学院で国際交流を体験~

学校からのお知らせ 神戸情報大学院大学

2023.11.22

2023/11/6(月)~11/10(金)の5日間、神戸市立太山寺中学校と神戸市立湊翔楠中学
校からトライやる・ウィークを受け入れました。
「トライやる・ウイーク」とは、兵庫県内の中学2年生を対象として、1998年度から実施
されている職場体験です。1週間、中学2年生が職場体験などを通して「生きる力」を
育むことを目的に実施しています。
今年は昨年に続き神戸市立太山寺中学校から2年生7名を、神戸市立湊翔楠中学校からは
2名の中学生に体験いただきました。

初日はオリエンテーションとして、広報業務についての説明と神戸電子専門学校の校舎
見学から始まり、午後からは留学生に日本語を指導する日本語学科で、授業のアシスタ
ント等の仕事を体験してもらいました。





初日、緊張した様子の中での校舎見学。真剣に教室の説明を聞いています。



神戸電子専門学校日本語学科で授業のアシスタントを体験
神戸電子専門学校では、日本語学科の仕事を体験。先生のアシスタントとして、授業の補助、
日本語教材の準備、テストの採点、本の整理等、多くの業務を経験してもらいました。
また、神戸電子専門学校には多くの国から留学生が学び来ています。最初は緊張した様子で
したが、多国籍な留学生との交流を皆さん積極的に行っていました。



アイスブレイクを兼ての自己紹介です。

 


皆さん、留学生と積極的に交流していただきました。




日本語学科のアシスタント業務をしっかりと取り組みます。




日本語学科での体験を行いつつ、3日目には大学院の授業見学や留学生との交流会を行いました。
併設校である神戸情報大学院大学にも多くの留学生が在籍しており、国際的な仕事について学びました。 



大学院の国際色豊かな英語での授業を見学しました。



アフリカや台湾など、大学院の留学生から母国の紹介をしてもらい、世界の国々について
学びました。

 


とても有意義な時間になりました。



 今回のトライやるウィークに参加された皆さんの感想(抜粋)


11/6(月)
まず広報の仕事について教わりました。「学校」といえば教師というイメージが強いけれど、
広報や就職サービス、事務の方々などいろいろな人達によって成り立っていると知ったときは
驚きました。
午後からは日本語学科で授業のアシスタントをしました。留学生の方々が声をかけてくれたり、
質問をしてくださったおかげで緊張がほぐれました。また、日本語のニュアンスの違いなどを
聞かれた時、私は雰囲気で理解していたので答えるのが難しく、教えることの大変さを感じました。


11/7(火)
昨日より積極的に楽しく外国の方々と話すことができました。
明日はもっと深くかかわれるようにしたいです。
質問には分かりやすく答えられるように頑張りたいです。


11/8(水)
神戸情報大学院大学で、留学生が母国について話しているのを聞きました。
日本語学校には通っていないという人も日本語を上手に話していて、驚きました。
また日本語学科のアシスタントでは、地方による言い方の違いを質問されました。
普段は関西弁で話している為、標準語では何というのかが分からなくなり、方言の難しさを感じ
ました。
留学生がまだ勉強していない言葉は伝わらないので、簡単な言葉を選んで話す事を意識しました。
先生方はいつもこのような事を考えながら新しい言葉を正しく教えているのだと実感しました。


11/9(木)
午前中は授業のアシスタント、午後からはテストを作る作業をしました。
好きな映画について書かれた作文を読みました。海外映画が多く、たくさん紹介してくれてとても
面白かったです。
明日は最終日なので、分かりやすく丁寧な説明ができるようにしたいです。


11/10(金)
今日は一日中、日本語学科での活動になりました。
今までより、日本語学科の方々と沢山話す事ができてとてもうれしかったです。
どんどん積極的に質問してくれる事も増えてきて、とても大変でしたが、会話をする事が楽しかったです。



この実習を通して「人に教えることの難しさ」「国際交流の必要性」など、皆さん多くのことに気づ
いてくれたようです。また受け入れ側の私たちにとっても、さまざまな気づきがあり、お互いに楽し
く学ぶことができた有意義な1週間でした。
これからの皆様の活躍を教職員一同、陰ながら応援しています。
また近くに来た際はぜひ遊びに来てくださいね!ありがとうございました。