阪神・淡路大震災30年を迎えて、学内でも黙とうを捧げました

2025.01.17

2025年1月17日、阪神・淡路大震災から30年を迎えました。
神戸電子専門学校でも、授業前に校内放送などを通じて校長からの震災にあたってのメッセージが発信されました。
また、震災で亡くなられた方々への追悼として、教職員と学生が黙とうを捧げました。

校長からのメッセージ

神戸電子生の皆さん、1995年1月17日午前5時46分、この神戸の地で震度7の激震を伴う阪神淡路大震災が起こり、それから30年の時が経ちました。
命を落とされた方の数、6,434人。本校でも学生3名、職員1名の犠牲者を出しました。命はとりとめましたが片足の切断を余儀なくされた方もおられます。
後ほど黙祷を捧げますので、心の準備をしておいてください。

巷では、30「周年」という表現もされますが、正直なところこの言葉に馴染めません。
がしかし、改めて犠牲者への念を共に募り、そして今を生きている者として災害からの学びを活かし、対策に備え、社会と文化を繋いでいくとの思いを共有する機会として本日、時間をいただくこととしました。

30年前の大地震直後、本校は南館地階を避難所として解放してこれを運営。当時北野館の場所に建っていたDMC(デジタルメディアセンター)は、全国からの情報ボランティアが駆けつけ活動する基地となりました。インターネットが災害に役立つと言われるきっかけともなりました。
現在、本校は全校あげての災害対策を強化しています。その一丁目一番地は、日頃より災害への意識を高め、近親者との連絡手段を話し合い確保しておくことです。共により安全な環境を作り出して行きましょう。

神戸電子も当時、さまざまな被害を被りました。
あの時の教訓を忘れず、教職員・学生が防災意識を高め、実施できる取り組みを今後も継続してまいります。

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