ゲームソフト分野 作品発表会「第25回DigitalWorks」を開催

学校からのお知らせ

2025.02.18

2025年2月14日(金)、神戸文化ホール(神戸市中央区)にて、ゲームソフト分野の作品発表会「第25回 DigitalWorks」が開催されました。最優秀賞に輝いたのは、3年生チーム「Leapers」が制作した『SHADOW LEAP』でした。

事前選考を勝ち抜いた15作品が発表

この日に発表された作品は、1月下旬に行われた事前選考会で選ばれた優秀な作品です。学生による投票を経て、1年生(チーム制作)5作品、2年生(個人制作)5作品、3・4年生(チーム制作)5作品の計15作品が選出されました。

当日の発表では、Steamでの販売を予定している作品や、話題作「8番出口」にインスパイアされた『8時間夜勤』、水族館からの脱出を目指すペンギンを操作する『ペンギン1ゴウ~ラストチャンス~』など、バラエティ豊かな作品が披露され、会場は大きな盛り上がりを見せました。

当日発表に立てなかった学生も、次こそはと真剣に観ている様子。また例年以上に、保護者の方も多く来場いただきました。

ゲーム業界関係者が審査に参加

発表会には、ゲーム業界の人事・採用担当者や開発者など、多くの関係者が来場しました。学生にとっては、自身の作品をアピールする貴重な機会となりました。

当日の審査は、来場したゲーム業界関係者のほか、すべての観客による投票が行われ、合計投票数により最優秀賞が決定しました。

最優秀賞『SHADOW LEAP』がSteamで販売予定

最優秀賞を受賞した『SHADOW LEAP』は、影分身(シャドウクローン)を駆使するアクションゲームです。夜の世界を舞台に、影を操る能力を持つ主人公がダイナミックなアクションで駆け巡り、影分身と協力しながら敵を倒していく内容となっています。

本作は、BitSummit、東京ゲームショウ、東京ゲームダンジョンなどのイベントにも出展され、多くの国内外のゲームファンから好評を得ています。『SHADOW LEAP』は、2025年中にPCゲームプラットフォーム「Steam」にて販売予定です。

3年生チーム「Leapers」のリーダーは、受賞コメントで「昨年は個人制作で2位でしたが、今年はチーム制作で作品をパワーアップさせ、優勝できたので悔いなく卒業できます」と喜びを語りました。

「創って学ぶ」の集大成

神戸電子の教育ポリシーは「創って学ぶ」です。まずは仕様通りに「作る」ことを学び、次に自らのアイデアで「造る」、そして多様な価値観を持つ人々と共創しながら「創る」ことを学びます。

ゲーム制作では、プレイヤーに楽しんでもらうための試行錯誤が不可欠です。今年の発表作品には、実際にプレイヤーの反応を受けながら改良を重ねたものも多く見られました。

神戸電子の学生が制作したゲームは、以下のサイトからダウンロードしてプレイできます(https://kobedenshigame.itch.io/)
ぜひ遊んでみてください。そして、ゲーム制作に興味を持った方は、オープンキャンパスで実際に体験してみてください。

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