「音で世界を創る」
ゲームとの出会いが人生を変えた!
今回ご紹介するのは、ゲーム業界を志し、ゲームサウンド制作会社「株式会社プラスシグナル」(神戸市)にインターンを経て内定を勝ち取ったMさん(サウンドクリエイト学科)。幼少期からゲームに親しんできた彼は、ある作品との出会いをきっかけに音響の世界に強く惹かれ、そこからゲーム業界を目指すようになりました。
ゲーム業界を志望するきっかけとなったのは、Nintendo Switchの『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』。この作品に触れたことで、ゲーム体験を支える「音」の重要性に気づいたと言います。効果音はプレイヤーに状況を伝える手段であり、BGMとのバランスが没入感を左右することなど、普段は意識しにくい“音のデザイン”に強く心を動かされたのだそうです。
神戸電子を選んだ理由は
「業界との距離の近さ」
数ある専門学校の中で神戸電子を選んだ理由は、「業界とのリアルな接点」と「設備の充実」でした。立体音響設備やフォーリースタジオなど、プロ仕様の環境に大きな魅力を感じたとのことです。
「他校では“こんなことができるかも”という説明でしたが、神戸電子は“この学校だからこそできる”という強みが明確でした」と話すMさん。入学後もその印象は変わらず、特に心に残った授業として「立体音響の制作」を挙げています。自分が“聞く側”から“作る側”に立ったことで、新たな視点と可能性を実感できたと振り返ります。
インターンで知った、
現場のクオリティと自分の可能性
2週間にわたる株式会社プラスシグナルでのインターンシップでは、実際のゲームに使われるサウンド制作を体験。学生作品とは異なる、プロの現場で求められる高いクオリティの壁に直面しながらも、実践を通して大きく成長できたといいます。
「“これはゲームに入れるには厳しい”と言われたとき、自分の音の甘さを痛感しました。でもその分、社員の方からのフィードバックは本当に貴重でした。」
また、同社では、ゲーム以外にも商業施設などの空間音響を手がけており、業務内容の幅広さに魅力を感じたことも、応募の決め手となりました。
夢はプロベーシスト、
ニューヨークのジャズクラブへ
Mさんにはもう一つ、音楽に関する夢があります。それは「プロベーシストとして、ニューヨークのジャズクラブで演奏すること」。ゲームサウンドの仕事と並行しながら、音楽の道も追い続ける予定です。プラスシグナルの社員さんともその話で盛り上がったとのこと。“好き”を大事にした姿勢は、働いてからも続けていけそうですね。
これから進路を決める後輩たちへ
「専門学校は2年間と短いので、入学前に“自分が何を目指したいか”を考えておくことが大切だと思います。目標があると、日々の授業や取り組みにも自然と力が入るし、自分の進む道が見えやすくなります。
就職活動も早めの準備がポイントで、特に大手は冬には締め切られることもあるので注意が必要です。やりたいことが決まっている人も、これから見つける人も、まずは“好きなこと”から掘り下げていくのがおすすめです。」
こんな風にサウンド分野でゲーム業界にいきたい!
そんな方は神戸電子に一度、遊びに来てください!
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関連リンク
神戸電子専門学校サウンドクリエイト学科
株式会社プラスシグナル
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