※この記事は、神戸電子ブログで2016年08月09日に掲載されたものを転載・加筆しています。※
キャリアセンターは学生の就職活動をお手伝いする為の部署です。
進路に関する面談や校内企業説明会のセッティング、模擬面接や企業と学生とのマッチングなどを行っています。
詳しくはこちらをご覧ください。
そもそも就職活動とは
- 行きたい(働きたい)会社を調べ、探す
- エントリー
- 採用試験を受ける
- 採用試験に合格(内定)
- 入社
という流れで進んで行く事を、前回の記事ではお伝えしました。
(前回の記事では1〜2までの細かい説明をしました。)
今回の記事では、3番の「採用試験」に関して、解説をします!
採用試験は大きく分けて3段階!
就職活動の中で皆さんが最も知りたいであろう、採用試験の内容です。採用試験は主に大きく分けて3段階あります。
以下の図をご覧ください。(図の中の説明は下から上に順番になっています。)
図の下半分の黄色の部分は「事前準備段階」です。今回お話しするのは上半分の赤色の部分、「採用試験」のエリアです。
①書類選考
書類選考とは、読んで字のごとく、提出された書類を選考することです。郵送などで企業に提出後、何日か後で結果が知らされます。
原則として、下記の書類が必要となります。
- 履歴書
(住所、電話番号などの個人情報の他、学歴や職歴などの経歴、自己PRなど)
- 卒業見込証明書
(来春に現在通う学校を卒業する見込みがあることを証明する)
- 成績証明書
(現在通う学校での成績、出席状況、賞罰等を記載する)
- 健康診断証明書
(学校または学外で受診した健康診断書)
神戸電子流・履歴書の書き方
履歴書は黒のボールペンで手書きします。神戸電子では学校指定の履歴書を用います。履歴書の書き方の指導も行っています。
履歴書の左側には、ざっくり言うと
- リクルートスーツを着用し、身だしなみを整えた状態で撮影した写真
- 氏名、住所、電話番号、メールアドレス、学歴などの個人情報
- 学歴・職歴
などを記入します。
履歴書の右側には、
- 得意科目
- 趣味・特技
- 資格取得欄
- 希望職種
- 希望勤務地
- 自由記入欄
自由記入欄はできるだけ埋めること
自由記入欄は右側の半分以上のスペースがあります。なるべく空白ができないように最後まで書き、大いにアピールします!自己PRや企業への志望理由などでもOKです。
空白が目立つと寂しい履歴書になってしまい、評価されづらくなります。
この自由記入欄が学生たちが一番悩むところです。
また、履歴書や証明書類を提出する前に、「エントリーシート(ES)」の提出が必要な企業もあります。履歴書に比べて、より自由で親しみやすく、学生らしい表現で『私はどんな人間なのか』を企業に示すものです。
②筆記・実技試験
書類選考に合格したら、この先は企業に出向いて受験する形となります。「筆記・実技試験」とここでは書きますが、企業によって形態はまちまちです。下記の中から一種類もしくは数種類の組み合わせで受験します。
- 一般常識
- 適性検査(専門領域の基礎知識を問うものであったり、実技などの検査もあり)
- 小論文、作文
- SPI(日本で一番採用されている筆記試験。能力検査と性格検査で構成)
- CAB(コンピュータ職の適性検査)
- GAB(総合適性検査)
最近では自宅でパソコンを用いて行う「Webテスト」や、「テストセンター」と呼ばれる会場に出向き、テストセンターのパソコンでSPIを受験する形式を取ることも増えています。
今回はここまで!次回は面接に関して詳しく解説します!思わぬ攻略法もあるかも!
–(2024.10.11追記)
この記事は、2016年当時の記事を移行しました。2020年のコロナ禍を受けて就職活動事情は大きく変わっています。その辺りも含めて、今後取り上げていきますのでお楽しみに。