普段の生活でも、身近な「音楽」。しかし「音楽に携わって働く」となると、ピンと来ないかもしれません。今回は「音楽で働く」についてご紹介します。
音楽に携わる仕事の分類
みなさんが日常で、音楽に触れるときは、どんなときですか?
- スマホなどで勉強中や通学中に音楽を聞く
- ライブハウスやコンサートホールで音楽を聴く
- ゲームやアニメ・映画で流れている音楽を聞く
など、さまざまなシチュエーションで聞いているかと思います。
音楽に携わる仕事はたくさんあります。神戸電子の「サウンドテクニック学科」「サウンドクリエイト学科」では、下記の仕事に就くための技術・知識が学べます。
では、それぞれの分類ごとの職業も紹介していきましょう。
音楽を作る仕事
音楽を作る工程に携わる仕事の分類です。歌詞のある音楽(歌)だけではなく、さまざまなシーンを演出する「曲」や効果音を作る人や、それらを収録する人も含まれます。
- 作曲家:音楽を作曲する(映画、ゲーム、CM、ポップソングなど)
- 編曲家:既存の楽曲をアレンジする
- 音響効果(サウンドデザイナー):映画やアニメ、ゲームの効果音を制作する仕事。シンセサイザーを使って音をデザインしたり、環境音をレコーディングする
- フォーリーアーティスト:映画やアニメ、テレビ番組の映像に効果音を制作する仕事。臨場感やリアルさ、緊張感などを演出し、体や道具を使って様々な音を生み出す
- MAエンジニア:映像にナレーション、BGM、効果音といった音を加え、作品として完成させる
音楽イベントの運営をする仕事
コンサートやライブ・フェスティバルなどの運営・管理を行う職業の分類です。イベント会場そのものへの就職や、さまざまな場所で運営を担う会社で活躍します。
- イベントプロデューサー:全体の企画・構成を立案し、実行を統括
- 舞台監督:イベントで使用するステージ全体を監督する
- サウンドエンジニア:音響設備のセットアップと運用を担当
- ライティングオペレーター:照明デザイン、操作、管理を行い、演出を支える
- ステージクルー:舞台セットや装置の設営・撤去、運用を担当
- ビデオオペレーター:映像の設置・操作やライブ映像の管理
他にもこんな分類もあります
- 音楽を演奏する仕事
- 音楽を流通・管理する仕事
- 音楽を教える仕事
- 音楽で使う楽器を作る仕事
「音楽を仕事に」と言われると「音楽を演奏する仕事(ミュージシャンなど)」が真っ先に浮かぶ人は多いと思います。演奏ではありませんが、歌手(ヴォーカル)も分類としては「音楽を演奏する仕事」に含まれます。
神戸電子の声優タレント学科では、授業の中にヴォーカルの授業もあります。また、個人的な活動としてDJ(音楽をミックスし、パフォーマンスを行う人)をやっている人もいます。
神戸電子で目指せる2つの音楽系学科
あなたはどちら?
神戸電子の中で、上記の仕事で目指せるのは下記の通りです。
音楽を作る仕事
歌詞のある曲だけでなく、映像・ゲームなどのBGMや効果音の制作を学ぶ学科です。
音楽イベントの運営をする仕事
ライブハウス・コンサート会場などで、音響・照明などでイベント運営を学ぶ学科です。
よくある質問:テクニック?クリエイト?
よく、「サウンドテクニック学科」と「サウンドクリエイト学科」で、違いがパッとわからないという質問もいただきます。
大まかに説明すると、
- 作られた曲を観客に届ける技術を学ぶなら「サウンドテクニック学科」
- 自分で曲・歌・効果音を作るのを学ぶなら「サウンドクリエイト学科」
と覚えていただくとよいかもしれません。
ミュージシャンだけではない、音楽業界での仕事
いかがでしたでしょうか。多くの人が、少しは憧れる「音楽業界」。ミュージシャンのように表舞台に立つ人以外にも、多くの人たちで音楽業界は支えられています。
もし、この記事を読んで少しでも音楽業界の仕事に興味をもっていただければ幸いです。そして、神戸電子で学べる仕事に興味をもっていただけましたら、ぜひ一度オープンキャンパスに参加してみて下さい。
そして、次回はそれぞれの職業の詳しい話も取り上げていきますので、お楽しみに。