※この記事は、神戸電子ブログで2022年09月09日に掲載されたものを転載・加筆しています。※
ゲームソフト分野は「ゲーム業界一直線!」を合言葉に、1年生の時からプログラミングに特化したカリキュラムを実践します。
また、1年次から作品制作に力を入れて取り組みゲーム業界への就職を目指すことになります。
突然ですが皆さんは「インディーゲーム」をご存じですか??
インディーゲームとは少人数・低予算で開発されるゲームソフトのことです。
Nintendo Switchのニンテンドーeショップで比較的安価で販売されているダウンロードゲームソフトを見たことはないですか?あれもインディーゲームになります。
そのインディーゲームを本校内で制作されている方がいます。
その名は・・・
鎌田 陽介(かまだ ようすけ)先生です。
なんと鎌田先生はたった一人でゲームを制作されておられます。
今回は、先生が現在メンバーとして参加しているiGiが開催するセミナーに、登壇されるとのことで、見学をさせていただきました。
そもそもiGi(イギ)とは・・・??
そう思われた方も多いと思います。私もそうでした!
iGi [ iGi indie Game incubator ]とは株式会社マーベラスが主催の「インディーゲームクリエイターを応援するプロジェクト」になります。先生はそこの第二期メンバーの一人として選出されました。
下記は先生が制作されているゲームのトレーラー画像になります。
なぜプロジェクトに参加したの?
鎌田先生は一人でゲームを制作していくことに限界を感じたとお話されてました。
その根本には「どうしたらおもしろく、売れるゲームが作れるか」との思いがあり、その専門知識をiGiの方が持っていたため参加されたそうです。
iGiでは「メンター(指導者)」という形で、現役のゲームクリエイターや有名タイトルに携わった方々にアドバイスをもらえます。ゲームをおもしろくするために、大企業でなら実現できる案でも、個人開発であるインディーゲームではなかなか実現には難しい・・そのような難題も、ベテランの方々にコストも少なく、ゲームの見栄えもよくなる手法をアドバイスいただけるそうで、どんどんゲームがおもしろい方向性へと進んでいるそうです。
もちろん、ゲームの制作だけではなく、マーケティングやトレーラーの作成方法、動画構成、ピッチの練習などもしっかりアドバイスしていただけるそうなので心強いですね。
少人数で作るインディーゲームは制作からPR、そして販売まですべて自ら行う必要があるため幅広い知識が必要になります。
iGiで得た「人」との繋がり
今後の期待として、BitSummitや東京ゲームショウにiGiブースが出展され、鎌田先生のゲーム作品が展示されるので、いろんな人の目に触れてもらい、実際に遊んでもらえるメリットがあるとのこと。おもしろいゲームを作っても、それがユーザーに届かなければ意味がないとお話されていた先生には、大きなイベントでユーザーに遊んでもらうことはご自身のモチベーション向上にも繋がるのではないでしょうか。
この先iGiを卒業したあとでも、iGiの中で出会った方々に相談できる環境ができたことは参加して得たものであると最後に述べられておられました。
みなさんも自分でゲームを作ってみませんか?
皆さんも神戸電子専門学校で、自分の考える「おもしろいゲーム」を先生や友人たちと一緒に作ってみませんか?近年は無料のゲームエンジンを使って、メジャータイトルにも引けをとらない美しいグラフィック制作も可能になっています。あとはゲーム開発の専門知識を学ぶだけ!
ゲームを遊ぶ側から作る側へと世界を広げてみましょう!もしかしたら次のバスリゲーム制作者は、あなたかもしれません・・!
内容に少しでも興味をお持ちくださった方は、オープンキャンパスにぜひご参加ください。
教職員一同心よりお待ちしております。